練る子は育つ

都内のIT企業で働く28歳女性。読書、音楽、ゲームの記録

初めての宇多田ヒカルLIVE感想/Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018

宇多田ヒカルのライブツアー、「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」に行ってきた。11月7日、横浜アリーナにて。
小学生の頃から彼女の音楽はずっと聴いてきたけど、ライブに参加するのは初めてだった。生の歌声に終始圧倒され、神セトリで超満足でした。
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<セトリ>
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01. あなた
02. 道
03. travering
04. Colors
06. Kiss & Cry
08. 光
09. ともだち
10. Too Proud
11. 誓い
14. Forevermore
15. First Love
16. 初恋
17. Play A Love Song
 
アンコール
18. 俺の彼女
19. Automatic
20. Goodbye Happiness
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<全曲感想>
「あなた」の歌い出しで会場全体にどよめきが広がる。私も鳥肌がぶわっと立って、涙が出そうになった。心地よいビートとリズムにパワフルな歌声が相まって、初めての生・宇多田ヒカルを堪能。黒のドレスでした。「道」はおなじみサントリーのCM曲。爽やかに高らかに歌い上げておりました。続く「travering」のイントロでなぜだか感極まって号泣(今でも思い出して泣きそう)、ヒッキーの「これだけは言わせてください、ただいま」の一言でさらに号泣。小学生のときに聴いてた曲を、何度も口ずさんだ曲を、宇多田ヒカルが目の前で歌ってくれるなんて。実際は超遠い3階席だったけどそんなことは関係なかった。おかえり、待ってたよーーー。次の「Colors」は演出も色とりどりで美しかったけれど、traveringに引きずられてあまり覚えていない。Prisoner Of Love、これ高校生のときに観てたドラマ「ラストフレンズ」の主題歌だったよなあ、 上野樹里綾瀬はるか錦戸亮、怖かったよなあ、と10年前のあの頃に思いを馳せる。友だちとドラマが終わるたびにメール(LINEじゃなくて!)したっけ。さてその次の「Kiss & Cry」、このアレンジが最高にかっこよかった。「Can you keep a secret?」がmixされていたように聴こえていたんだけど、コード全然違うしどういう風にアレンジされていたかが全然思い出せないつらい。でもとにかくかっこよかった、早くブルーレイ見返したい。SAKURAドロップス」「光」は中学のときに、宇多田ファンの友だちと聴き込んだ思い出。特に「光」は、ヒッキーが紀里谷和明と結婚する直前?に発表された曲で、「結婚するからこういう歌詞なんだ!」と子供ながらにドキドキした記憶。『テレビ消して私のことだけを見ていてよ』。
この次の「ともだち」「Too Proud」は、「Forevermore」のMVの振付師さんがダンサーとして登場。「ともだち」は小袋さんナシで一人で歌い上げていた、やっぱり最近の曲のほうが音域的に?歌いやすそうだった。「Too Proud」はこれぞ R&B!で最高だった!原曲ではラッパーのJevonとフューチャリングしてるから、途中のラップパートどうなるんだろうと思ってたんだけど…まさかの…ヒッキー自らがラップ!!しかも日本語で。「ビートたけしがテレビで言ってた~」みたいな歌詞あった、ああ早くブルーレイ見返したい。
テンションぶちあがったところで一時退出、「又吉とのコント」ムービーが始まるwけっこう謎だったしかなり尺とってたけど、ヒッキーが楽しそうだったからよかったかな。又吉が脚本書いたらしいよ。テーマはツアータイトルにちなんで、「絶望の先の笑い」って感じでした。
さて、観客もがっつり笑って休んだところで?、満を持してセンタースペースにヒッキー登場し、衣装チェンジ、「誓い」を披露。8分の6拍子が心地よくてとっても好きな曲だったから、少し近い位置で観れてうれしかった。ヒッキーは足というか膝でリズムとってました。3連符がぴたっとハマる感じ、サビの伸びやかな歌声、切ない曲調、鳥肌モノだったな。真夏の通り雨」「花束を君には「誓い」の余韻に浸っていたのであんまり記憶がない。メインステージに戻って「Forevermore」。『愛してる~』の印象的なサビ、そのあとのCメロのメロディとリズムを堪能。このあとは…「First Love」からの「初恋」!!続くといいな~と思っていただけに「初恋」のイントロが流れてきたときは「おお~」と声が出た。あらためて、「First Love」を歌っているのが10代ってヤバイ。大人すぎる。「初恋」は震えるような旋律が美しすぎた。。「最後の1曲です」とMCを挟んで「Play A Love Song」で本編締め。
アンコール1発目は「俺の彼女」。裏拍でフィンガースナップを鳴らしながら。Bメロからずっと後ろで流れるウッドベース?の音階リズム、好きだったからきちんと再現してくれててよかった。Cメロも印象的でいい曲。。アンコール2曲目は待ってました、「Automatic」。ドラムに始まってメンバー紹介タイム。イントロが始まってすぐに、「ああごめん!!ギター紹介するの忘れてた!!」とまさかの紹介漏れが発覚し、「7回目の~」の歌いだしにギリギリ間に合わせるという慌てっぷり。笑 発売から20年近く経つ曲なのにまったく古臭くなくて、会場全体も踊ってた。traveringに続き、生Automaticは懐かしすぎて感動でした。そして最後は「Goodbye Happiness」。なんと私、この曲だけ知らなかったという…。あとから調べたら、ベストアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」に収録された新曲だったんだね。新曲5曲とも知らなかったから、ベストだと思ってスルーしてたアルバムっぽい。「最後の最後に新曲なわけないよな?しかしいい曲だな」と思いながら聴きました。笑 失態すぎる。。。
 
残念だったのが、照明ほとんど落ちてた中でスマホカメラのフラッシュがかなり光ったこと。。集中力そがれるから本当にやめてほしかった。
あと、「グッズの事前購入」という素晴らしい制度を知らなくて、結局グッズ購入を諦めた。。かなりの人が並んでいたので、私と同じように、事前購入制度を知らない人がほとんどだったんだと思う。残念。あと、顔認証システムは思いのほかスムーズで、入場も全然混乱しなかった。
 
総じて神セトリで本当に大満足のライブだった。ちょいちょい高音が出にくそうな部分もあったけど、8年ぶり?のライブでこれだけ圧倒的なのすごいと思う。ツアー2日目ということもあってMCはふわっふわだったけど、おちゃめで可愛かった。
 
あらためて、おかえりヒッキー!次のライブも待ってます。