リチャードボナのLIVEを観てきた感想
ブルーノート東京で、ベーシスト「リチャードボナ」の演奏を観てきた。11/10のセカンドステージ。
「世界的に有名なベーシスト」ということで連れられて行ったので、全然楽曲は予習せずだったんだけど、思いのほか楽しかった。
ブルーノートの公式サイトに、セトリや素敵な写真がたくさん載っているレポートがあがってます。
私はベースの技術的なことは何もわからないんだけど、終始ボナさんが楽しそうなのが印象的だった。歌いながら弾いてるし。
特に面白かったのが、「ルーパー」を使った演奏!
もはやベースを置いて、自分の声ひとつでベース音からメロディ、ハーモニーまで重ねていく。ボディパーカッションみたいな音とか、本当にウッドベースを鳴らしたようなボンッて音とか、ボナさんの体からありとあらゆる音が鳴る!
それをルーパーで重ねていくと、すご~く陽気で素敵な音楽になっていて感動した。。
だいたいこういう「with バンド」みたいなのって総じてあんまり合奏の時間が足りないというか笑、みんなうまいけどまとまってはないな~っていうのが多い印象なんだけど(前回行った「桑原あい」の演奏がまさにそれ笑)、今回はキメどころがばっちりで、音の頭のタイミングもドンピシャ、バンドとしてのまとまりがとてもよかった。
トランペットとキーボードのユニゾンとかも多かったんだけど、お互いの音のバランスもちょうどよくて聴きやすかったし、ギターもメリハリはっきり、何よりドラムが上手で、フォーム、音作り、職人感溢れるリズムキープ、どれをとっても好みでした。
調べたら26歳らしくてびっくりしてる(インスタもあった)。
あと、ボナさんすごく日本語がうまくて笑、「こんにちは」「ありがとう」だけじゃなくて、「うなぎ」「山椒」まで覚えてたw
(その日使ってたループエフェクターが「BIG BOSS」のもので、「本社は浜松にあるよね、浜松と言えばうなぎだよね」的な)
MCでの楽しませ方も含めてエンターテイナーで、とっても楽しかったです。
ほんと、たまたまベースを手にしてベースがうまくなっただけで、生まれながらの音楽の人って感じで素敵だったなー。
バナナの効いたラムベースのスペシャルドリンクを注文しました。