本屋大賞ノミネート:村山早紀「百貨の魔法」感想
2018年本屋大賞ノミネート作品。
タイトル通り、百貨店を舞台にしたお話。エレベーターガール、コスメカウンター、靴屋など、百貨店で働く人々にフォーカスした短編集。
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。 エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける――。 百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
出てくる人みんながいい人。短編それぞれのエピソードもやさしいものばかり。
それはそれで素晴らしいんだけど、特に何も残らなかったなあー。
関係ないけど、コスメカウンターで働く「みほ」が、コンシェルジュ芹沢結子に勧めた香水が気になっている。セルジュ・ルタンス「ローフォアッド」「ニュイドゥセロファン」。
おしゃれ!!