練る子は育つ

都内のIT企業で働く28歳女性。読書、音楽、ゲームの記録

本屋大賞ノミネート:村山早紀「百貨の魔法」感想

2018年本屋大賞ノミネート作品。

タイトル通り、百貨店を舞台にしたお話。エレベーターガール、コスメカウンター、靴屋など、百貨店で働く人々にフォーカスした短編集。

 

百貨の魔法

百貨の魔法

 

時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。 エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける――。 百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!

 

出てくる人みんながいい人。短編それぞれのエピソードもやさしいものばかり。
それはそれで素晴らしいんだけど、特に何も残らなかったなあー。

関係ないけど、コスメカウンターで働く「みほ」が、コンシェルジュ芹沢結子に勧めた香水が気になっている。セルジュ・ルタンス「ローフォアッド」「ニュイドゥセロファン」。

おしゃれ!! 

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