練る子は育つ

都内のIT企業で働く26歳女性。読書、音楽、ゲームの記録

「おとなの掟」から見る2017年の椎名林檎まとめ

2017年はライブこそなかったものの、新曲もちょこちょこあって、林檎ファンとしては楽しい1年だった。

改めて振り返ってみると、「おとなの掟」(というかドラマ「カルテット」)を1年間、林檎さんが至るところで話題に出していたな〜と思ったので、

この曲を軸に個人的にまとめておく。

2017年まとめというより、「おとなの掟」まとめ、みたいな内容だけど。

 

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ざっくり…↓

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2月:「おとなの掟」楽曲提供(ドラマ「カルテット」主題歌)

4月:「目抜き通り」(withトータス松本)をリリース

12月:セルフカバーアルバム「逆輸入〜航空局〜」をリリース

「おとなの掟」英語ver収録

「おとなの掟」日本語ver(with松崎ナオ)をリリース

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2017年はドラマ「カルテット」の主題歌「おとなの掟」から始まった

まず、「おとなの掟」はドラマ「カルテット」内の限定ユニット「Doughnuts Hole(ドーナツホール)」へ書き下ろされた楽曲で、

ドラマ内の主人公である松たか子満島ひかり高橋一生松田龍平の実力派俳優4人が歌っている。

特に松たか子満島ひかりの歌声が、艶っぽくてミステリアスで、ドラマの役どころにも合ってて最高によかった。。

 


カルテット主題歌 おとなの掟 / Doughnuts Hole (椎名林檎 )

 

林檎さんご自身が、この「カルテット」の大ファンで、「聖地巡礼をした」と語るほど。

カルテットへの愛は、ファンクラブのメルマガだけじゃなくて、紅白歌合戦とかテレビでも1年通してずっと言ってたなあ。

 

12月にセルフカバー、アルバム「逆輸入〜航空局〜」に収録

2月にリリースされてから「林檎っぽい」「林檎さんにカバーしてほしい」という声が(当然ながら)あがっていたんだけど、

そう言われる楽曲って例えばともさかりえに提供した「少女ロボット」「カプチーノ」などなど過去にも多々あって、

結果その曲は東京事変時代のライブでカバーしたり、第一弾のセルフカバーアルバム「逆輸入〜」に満を持して収録されたりしたから、

いつかはセルフカバーしてくれるんだろうなあ〜と(2月時点で)思ってた。


椎名林檎 カプチーノ

 

思ってたんだけど、まさかの12月に実現しました!!

セルフカバーアルバム「逆輸入〜航空局〜」がリリースされ、そこに収録されました。

年内!年内に実現するなんて!!

 

しかしながら、林檎さんが歌うこの曲は、もはやお約束とも言える「英語」バージョンだった。日本語じゃない。日本語じゃないー。

お約束、というのも、SMAPに提供した「華麗なる逆襲」もそうだけど、彼女がセルフカバーをするとき、「あくまで先方のために書いた曲だから」「男言葉が強すぎるから」などの理由で英語にすることがある。

だから内心「あーまたか」って思いました。

 

この曲についても、「松さんたちの世界観を壊したくない」「だって、『おとなは秘密を守る』なんて、松さん以外に言われたくないじゃないですか」って言ってた。たしかMステで。

ライナーノーツにもこう書いてある。

 

モノホンの楽器の場合、曲のなかで重要な音がよりよく響くキー設定をしたいものです。印象付けたいフレーズや構成音は作曲段階ですでに明確にあるものですから。ドラマのためのオリジナル版は、ボーカルのスイートスポットを優先してキーを設定し直しましたが、今回は曲のほうが生まれながらに意図した楽器の“鳴り”を記録しています。響きを聴き比べていただけますと幸いです。ボーカルについては、ドラマのキャストによるエンディングテーマが何より素晴らしいですから。

 

林檎さんは、提供曲は自己の表現ではなく「先方のオーダーに沿ったもの」を仕上げることをゴールにしてる。言われてみると、お仕事だから当たり前ではあるけど。

 

この素晴らしすぎるインタビューでも、こう語っている。

news.yahoo.co.jp

ドラマ「カルテット」のために制作した「おとなの掟」も、毎話、エンディングで流れる松たか子さんたちの歌がすばらしかった。私が歌うよりも、SMAPの皆さんや松さんたちが歌って下さることの方が、日本を、世の中を明るくする効き目が高いですからね。 

 

提供曲は、キーも歌詞も編曲も、必ず歌って下さる方に合わせたオーダーメイドで仕立てています。この方にいま歌っていただくために最もふさわしい和声と旋律と歌詞は何か。それを探す作業は、楽しくもあり、苦しくもあります。 

 

それにしたって、一ファンとしては日本語で聞きたい。日本語で「音」覚えちゃってるもん。英語だと、頭の中で一緒に口ずさめないから…。

 

 

新曲への反応はSNSエゴサする

しかし、アルバムリリースを記念して放送されたAbemaTVでの特別番組では

「お客さんのツイートとかで『また林檎英語かよー』っていう意見も目にしてる」

って言ってた。

続けて、「『その気持ちはわかったけど、でもまず一回聞いてほしい!こっちもいいから!』って思ってます」

というようなことを言っており、

ファンが私のように「日本語を希望」していることについてはご本人も自覚があるようだった。

林檎さんがSNSをがっつりチェックしてエゴサする光景ってあんまり想像できないけど、言われてみれば「お客さんが求めているものを提供したい」という彼女の商業的なスタンスの表れって感じで面白かった。

ちなみにこの番組は生放送で、しかも林檎さんが斎藤ネコさんたちとお酒を飲みながら新作について振り返るという最高の放送でした、ありがとうAbema。

 

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松崎ナオとの「おとなの掟」

上述したことのほとんどが12月に起きた出来事で、アルバムリリースに向けて露出が一気に集中した月だったんだけど、

Mステスーパーライブで「松崎ナオとおとなの掟を披露します」という情報を見たときは「えっ、新しいことまだあるの!」って正直思いました。

しかも、披露されたのは「日本語バージョン」!!

セルフカバーのとき以上に、まさかまさかの驚きだった。超嬉しかった。

いつものシックで大人な「おとなの掟」の雰囲気とは打って変わって、二人でギターを構えながらのロックアレンジ。よかった。

これならガラッと違う世界観だから、日本語で表現してもいいやって思ったのかなーなど勝手に推察です。

 

▼日本語verのときの

 

▼英語verのときの 

 

大晦日は紅白歌合戦トータス松本と「目抜き通り」披露

2017年最後は「目抜き通り」で締め。

 「THE ショー」で、かっこよかったです。ご自身の夢としてあげていた「キャバレー経営」ぜひお願いします。

ちなみに曲紹介のとき、紅白審査員の高橋一生吉岡里帆と「カルテットの大ファンで…」って会話してた。いい絵だった。

 

 

2020年の東京オリンピックも頑張ってください!