物語のある文章
SPURのインスタアカウントが好きです。
たとえばこれ!ちょっと長いけど、文章が素敵なので読んでほしい。
このLOEWEのフレグランスの投稿とか、物語があっていいよね!!
欲しくなる文章。
「毎日つけたいと思える香水ってなかなか出会えない」のに、
この香水を「毎日はまってつけている」理由が
具体的に熱を伴って伝わってくる。
あとはちょっと前だけど、
この「バレンシアガのミニ財布」の投稿も素敵だった。
ともすれば鬱陶しくなる機能紹介も、生活と実感に基づいて書かれてるから、押し付けがましくなくてよい〜!
私、前職でカタログ雑誌の編集をしてまして、
当時のミッションはいい企画を作るでもいい文章を書くでもなく、「担当商品を買ってもらうこと」だった。
通販なんだから当たり前!なんだけど、買ってもらうのって超超難しい。
そこで大事なのは、「買ったその先を具体的にイメージさせること」だと教わった。
「これを買ったら、こんな幸せな未来が待ってるよ(だから書いましょう)」と
買う前〜買った後のストーリーを提示してあげる必要があるのだと。
…というのを、SPURの投稿を読んでふと思い出しました。
どちらも物語があって、その商品の「良さ」が頭の中で自然に想像できる。
ロエベもバレンシアガも、価格の問題でそう簡単には買えないんだけどさ…
ちなみに「価格問題」については、カタログ作りでも色々と試行錯誤がありました。。
徹底的に競合品と比較し「商品の売り」を洗い出して企画立てたりしたのだが、それはまた別のお話〜。